面接時に良い人材を見抜く3つのポイントと筆記試験について解説いたします。

MENU

良い人材を見抜くにはどこを見る?

面接

会社経営を大きく左右させるのが雇用する人材の質です。
能力の高さはもちろん、素直で不正をせずに一生懸命仕事へ取り組んでくれる人材を確保できるかで企業の成長スピードは大きく変わるでしょう。
ビジネスマンは研修などでどれだけ教育をしても、従業員の取り組む姿勢や根本的な考え方が悪いと優秀な人材に育ちません。

 

つまり、面接の段階で良い人材を見抜くことが非常に重要です。良い人材を見抜くには面接でどこを見るのか解説いたします。

 

 

キャリア

採用時に重要な項目がキャリアです。
新卒の場合は学歴や学部、部活動や生徒会活動の有無などをチェックしましょう。
中途採用の場合は前職の勤務先や勤続年数が重要です。
どれだけ面接での印象が良くても、キャリアに不安要素がある場合は一時的に自分を良く見せることができるだけで、マンネリ化するとボロが出る人が多いです。

 

良い人材を見抜くポイントとしては、我慢強い人なのかを確認しましょう。
たとえば、学生時代にスポーツをやっていた人は、抜群の運動センスに任せてエース級の役割を得ていた人よりも、万年補欠だけど退部せずに部活を続けてきた人の方が熱心に仕事へ取り組むことが多いです。

 

前職がブラック企業で明らかな問題があったとしても、新卒の環境ですぐに退職している人は都合が悪いことがあった時点ですぐに辞める可能性があります。

 

 

理解力

良い人材は6~7割程度のことを伝えれば9~10割のことを理解できます。
単純に伝えたことを理解するだけではなく、発言した人の心理や思惑まで理解できる人は要領よく仕事ができて、従業員からも慕われやすいです。
面接の時には細かいことを何度も確認してくる人や、説明不足があった時に怪訝な表情を見せる人よりも、限られた情報で他の人よりも多くのことを理解できる人を採用しましょう。

 

 

第一印象を重視する経営者が多い

経営者や人事担当者が面接をする際は、応募者の第一印象や見た目を重視する方が多いようです。
人相は日頃の表情が現れるので自然で素敵な笑顔をする人は、普段からよく笑っている証拠になり、スーツや靴などの身なりがしっかりしている人は几帳面だと判断できます。
良い人材の定義は経営者との相性で変わるので、フィーリングなど直感で判断することも大切です。

 

 

慎重に判断するなら筆記試験を用意する

人材選びで失敗したくない場合は、筆記試験を用意するのも一つの手です。
簡単な学科試験のほか、SPIで判断力や人柄を診断したり、ビジネスに精通した内容で、この状況ならどうする?などといった独自の問題を用意してもよいでしょう。

 

ただし、書類選考、筆記試験、面接などと採用までの課程が長い場合、魅力的な求人にしないと人材が集まってきません
より多くの応募を確保して、その中から優秀な人材を選別したい場合は、魅力的な労働環境を用意することから始めましょう。